社告 紙版の配信停止、法人解散、事業譲渡による事業継続等のお知らせ

 2月29日(木)に行なわれたNPO法人全国不登校新聞社の臨時総会において、6つの議題が可決されました。可決された議題は①新聞発行など主たる事業を他団体に譲渡すること(団体名は正式な合意書締結後に公表)、②紙版『不登校新聞』は5月15日号をもって配信停止、2月29日より新規申込は停止。③「不登校ラボ」事業の停止、④2024年内でNPO法人不登校新聞社は解散、⑤WEB版『不登校新聞』発行、『親コミュ』運営は譲渡後も引き続き継続、⑥『不登校新聞』編集長に石井しこうが就任、以上の6点です。

 読者や関係者のみなさまには突然のご報告となり、申し訳ありません。経緯をご説明いたします。コロナ禍の4年間、『不登校新聞』の発行部数を減らし続けました。職員もただ待っていたのではなく、思いつくかぎりの手は打ってきましたが、日々の落ち込みは激しく、次年度も通常どおり運営をすれば多額の赤字を抱えます。このままでは、新聞と親コミュも廃止せざるをえませんが、他団体に事業を譲渡し、事業を存続させる道を選択しました。譲渡先は正式な合意書が締結されたのち公開いたしますが、譲渡後も『不登校新聞』の文化を何一つ損なわずに事業を続けていく予定です。

 一方で紙版発行は、あらゆる材料費が高騰するなか、あきらめざるを得ませんでした。5月15日号をもって紙版配信は停止し、みなさまから6月1日以降分としていただいた購読料は本日より返金させていただきます。

 最後になりましたが、代表理事の私も、編集長として変わらぬ情報発信に尽くしてまいります。どうか日本で唯一の不登校専門紙を購読というかたちで、今後も、みなさまには守っていただきたいと願っております。

 

■臨時総会の議決事項

 

①新聞発行など主たる事業を他団体に譲渡すること(団体名は正式な合意書締結後に公表)

②紙版『不登校新聞』は5月15日号をもって配信停止、2月29日より新規申込は停止

③「不登校ラボ」事業の停止

④2024年内でNPO法人不登校新聞社は解散

⑤WEB版『不登校新聞』発行、『親コミュ』運営は譲渡後も引き続き継続

⑥『不登校新聞』編集長に石井しこうが就任

 

NPO法人全国不登校新聞社/代表理事 石井しこう