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2008.05.29

フリースクール環境整備議員連盟発足

 5月末、超党派の「フリースクール環境整備推進議員連盟」が発足した。この議員連盟は「子どもたちの学ぶ場のさらなる発展を支える」ことを目的として発足する。当面の課題としては、フリースクールに通う高校生年齢の子の通学定期券適用や博物館などでの学割料金適用。その後は、ほかの課題にもとり組んでいく予定だ。  フリースクール環境整備推進議員連盟の呼びかけ人は、鈴木恒夫氏、馳浩氏、義家弘介氏(3名とも自民)、小宮山洋子氏、林久美子氏(ともに民主)、富田茂之氏(公明)、石井郁子氏(共産)、保坂展人氏(社民)、亀井久興氏(国民新党)の9名の議員。会長は鈴木恒夫氏、幹事長は馳浩氏、事務局長は小宮山洋子氏になる見込み。  議員連盟は5月29日に設立総会を開き、文科省、フリースクール関係者、議員が集まって現状報告や課題を討議する予定。  そもそもフリースクールに通う小中学生が、通学定期券を使えるようになったのは93年4月から。不登校の親や子どもが運動し、当時の運輸省と文部省が合意したため、中学生までは実習用通学定期券を適用するというかたちで通学定期券を使用できるようになった。しかし、高校生年齢への通学定期券適用は、その後の長い運動にも関わらず、実現できていなかった。東京シューレは昨年から再び本格的な運動を開始。その過程のなかで議員連盟発足の「火付け役」となった小宮山洋子議員と話し合いを進めてきた。小宮山議員は実際に子どもや親から話を聞き、国会では2度にわたってこの件について質問し、議員連盟の発足につなげた。  小宮山議員は「この議員連盟は中長期的にフリースクールの全体的な環境整備を進めていくことが目的です。子どもたちにとって多様な学びの場は必要ですし、さまざまな子どもの学ぶ機会を保障するために動いていきたい」と話している。 Fonte 2008年6月1日号掲載