特集・こわれ者の祭典!?
2002年、新潟で誕生した「こわれ者の祭典」。病気の体験発表&パフォーマンスイベントである。「病気でどう苦しみ、そこからどう回復したか」をユーモアを交えたトークと、その病気に関するパフォーマンスが魅力のイベントだ。Fonteでは「こわれ者の祭典」世話人の月乃光司さん、名誉会長の雨宮処凛さんに取材した。10月は「こわれ者の祭典」特集をお送りする。こわれ者の祭典のくわしい情報は「こわれ者の祭典公式HP(http://koware.moo.jp/)」まで。
特集・こわれ者の祭典!?
2002年、新潟で誕生した「こわれ者の祭典」。病気の体験発表&パフォーマンスイベントである。「病気でどう苦しみ、そこからどう回復したか」をユーモアを交えたトークと、その病気に関するパフォーマンスが魅力のイベントだ。Fonteでは「こわれ者の祭典」世話人の月乃光司さん、名誉会長の雨宮処凛さんに取材した。10月は「こわれ者の祭典」特集をお送りする。こわれ者の祭典のくわしい情報は「こわれ者の祭典公式HP(http://koware.moo.jp/)」まで。
「ひきこもりになってよかった!!」「アル中でありがとう!!」と詠う月乃光司さん。月乃さんはみずからの経験を詩にしたため、イベントや「こわれ者の祭典」で朗読している。今回は、月乃さんに、これまでどんな経験をされてきたのかをうかがった。
「ひきこもりになってよかった!!」「アル中でありがとう!!」と詠う月乃光司さん。月乃さんはみずからの経験を詩にしたため、イベントや「こわれ者の祭典」で朗読している。今回は、月乃さんに、これまでどんな経験をされてきたのかをうかがった。
僕と同じ匂いを感じる人たち それは僕の仲間だ
僕と同じ「生きづらさ」を持つ人たち それは僕の仲間だ
手首に傷のある女の子 僕の仲間だ
――若者の雇用問題にとり組んだきっかけは?
いろんなことがきっかけになりましたが、大きかったのは私と同じように生きづらさを抱える人たちを取材していたことです。
統計を見ると、2002年から20代の死因のトップはずっと自殺です。05年には30代の自殺率が過去最高を記録しました。交通事故より病気よりも自殺が身近なのが若者の現状です。どうしてこんな状況になったのかという疑問が自分の経験からもあったわけです。
――この状況下で何に希望を見いだせばいいのでしょうか?
ただ、私たちの反撃はバリバリに始まっていますよ(笑)。私たちの運動は「プレカリアート運動」です。プレカリアートとはイタリアの造語で不安定さを強いられる人という意味です。非正社員などが、その定義に当てはまるわけですが、労働者のほぼ半分以上が該当するでしょう。リストラの可能性のある使い捨ての正社員もプレカリアートです。こういう人たちが連帯して「生きさせろ」というシンプルなスローガンをもとに労働運動を展開しているのがプレカリアート運動です。