保坂展人「子どもの現在」

■ 第1回「子どもの現在」 保坂展人

 どんな書き出しでこの連載を始めようかと考えていたら、15歳の少年が逮捕されるという事件が起きてしまった。まずは、これを考えることにしたい。

■ 第2回「子どもの現在」 保坂展人

 どうして、血なまぐさい事件が連続して起きるのだろう。教室の中に爆発物を投げつけた少年、両親を殺してガス爆発をしかけた少年、力で君臨していた兄を殺してしまった少年……。

■ 第3回「子どもの現在」 保坂展人

 長崎県佐世保市の女子小学生の同級生殺人事件から1年がたった。昨年7月下旬、私は汗をぬぐいながら坂の多い佐世保の街を歩いていた。事件の背景をじっくり考えてみたかったからだ。

■ 第4回「子どもの現在」 保坂展人

 15歳の夏、私は家を出た。

■ 第5回「子どもの現在」 保坂展人

 長崎空港では佐世保市議の早稲田矩子さんが迎えてくれた。空港から大村収容所の脇を通り、海沿いに走った。濃紺の海が光を受けてまばゆい。

■ 第6回「子どもの現在」 保坂展人

 今回の原稿は、衆議院第2議員会館320号室からお届けする。1回、休載しているあいだに衆議院の解散・総選挙があり、自民党圧勝の勢いが強かったために比例区候補が全員当選してしまい、その反作用で次点だった社民党に議席がまわってくるという幸運にも恵まれた。

■ 第7回「子どもの現在」 保坂展人

 今朝、7年ぶりに衆議院の文部科学委員会に出席して、中山文部科学大臣の所信を聞いた。10月19日午後には、質問に立つ。インターネットの衆議院TVでリアルタイムで質疑のやりとりを視聴できるし、見逃しても、もちろん後からでも視聴可能だ。

■ 第8回「子どもの現在」 保坂展人

 10月22日から23日にかけて、沖縄に行ってきた。本当は、9月10日から11日までと予定していた講演会が、選挙のために不可能となり、改めて予定を組み直してもらった訪問だった。1日目は「児童虐待」についての講演で、2日目は「自分史」を語るインタビューゲームだった。

■ 第9回「子どもの現在」 保坂展人

 静岡県伊豆の国市の高校1年生の女子(16歳)が、自分の母親(47歳)に毒薬であるタリウムを摂取させた殺人未遂容疑で逮捕された事件は、佐世保事件を昨年取材した私にとって、重く暗い気持ちを増幅させられる。

■ 第10回「子どもの現在」 保坂展人

 今どき、政治家にとって人気が出る政策はかぎられている。
 一昔前は、「道路・橋・トンネル」などの公共事業で予算をバラまいたり、「文化会館」「コンサートホール」などの“箱もの”を造って票田を耕したものだが、小泉政権の長期化と、この夏の選挙で、その道は狭く閉ざされつつある。

■ 第11回「子どもの現在」 保坂展人

 早いものでこの連載も残り2回となった。子どもをめぐる状況は、刻々と変わりつつある。小学生が誘拐されて殺されたり、犯罪の対象として狙われるという状況に親の危機感もつのっている。

■ 最終回「子どもの現在」 保坂展人

 早いもので最終回となってしまった。昨年は子どもが被害者となる事件が続き、年末から今年にかけては子どもも驚くような事件が起きている。