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2018.05.01

不登校経験者・宮本亜門だからこその“答え”

宮本亜門さんに不登校新聞社「子ども若者編集部」のメンバーも取材した。
各々の不登校経験を皮切りに、現在、自分自身が直面している悩みや問題についての意見をうかがった。
――私は学校で友人関係がうまくいかなかったことなどが重なり18歳で不登校をしました。いまは通信制大学に入学し、心理学を学びたいと思っています。ただ、周囲から「またつまずくんじゃないの?」と言われ、不安でいっぱいです。(20歳・女性)
あなたの「学びたい」という思いの裏には「誰かを救いたい」「自分自身のことを知りたい」という欲求があるのだと思います。それはすごくいいことです。僕が舞台をやっているのは自分のことを知りたいから。
それに「周囲」というのは何事にも反対するものです。僕が29歳で演出家になったときは全員から反対されました。唯一の支えは生前、母が「お前は大丈夫」と言ってくれたこと。これだけです。きっとあなたも大丈夫です。
だってこれまで痛みを経験してきたはずです。職種はちがうかもしれませんが痛みを経験してきた役者さんはいい仕事します。もう一つ、つけ加えるならば、新しいことを始める際に「不安がっている自分」を否定しないでください。「怖いけどやってみたい」、その思いに自分が後押しをされたときには素直に気持ちに従ってみてください。
――ありがとうございました。(聞き手・子ども若者編集部)